今日は、アメリカのスーパーにあった子ども用の食べ物を紹介します。
アメリカのスーパーには、下の写真のような「子ども用ランチセット」がたくさんありました。
左が、100%果汁、クラッカー、ジャムがセットになったもの。
右が、100%果汁、ジュース、ポテトチップ、サルサがセットになったもの。
これはおやつではなく、「ランチ用の商品」だそうです。アメリカでは、子どもが自分で用意して食べることができるこのような商品の人気が高いそうです。
食事に100%果汁というのも特徴がありますね。アメリカでは、おやつには炭酸飲料を飲み、食事の時だけ100%果汁を飲むそうです。アメリカの小学校のランチでは、100%果汁がでるそうです。一緒に買い物に行った14歳の少年の話では、多くの子は健康のために1日2回以上は100%果汁を飲む! コカコーラは間食として毎日飲む!と言うことでした。
日本で言う野菜・果物を食べる感覚で「100%果汁」を飲むそうです。確かに、宿泊させていただいた家では、100%オレンジジュース以外に野菜も果物も一切食べることができませんでした。
お菓子のサイズにもちょっと驚きます。
昔のカメラのフィルムと比較しています。高さ30cm以上はあります。「常備菓子」ですね。
下の写真はポテトチップスです。後ろに写っている女性の上半身が見えなくなるほどの大きさです。このビックパックが標準的な大きさと聞いて驚きました。一緒に行った少年の話では、数人で一度に食べきってしまうそうです。日本のパーティーバックの5倍以上の大きさはあるでしょう。
日本でも、幼児・児童から青年期のソフトドリンクとスナック菓子の食べ方が問題になっています。最近、日本国民は健康志向ではありますが、子どもの食行動が大きくかわったわけではありません。
アメリカのスーパーで、「市場のニーズがあれば、このような商品(ランチに食べるスナックセットや低価格の大袋お菓子)が店頭に並ぶのだ!」と本当に驚きました。