私たちは生活の中で毎日、繰り返し食べ物を選んで食べています。
だれでも「おいしい!満足!」と思える、自分の好みの食べ物を食べたいはずです。
「好きな食べ物=健康的な食べ物」であれば、こんな幸せなことはありません。健康的な食べ物を選んで食べることができれば、毎日活動的な生活を送ることができ、また病気から体を守ることができます。
食べることの楽しさ!とは、健康的な食べものを味わい楽しめることでしょう。
子どもたちが「食べることの楽しさ!」を感じ、「健康的な食べ物を選択し食べる」ことに影響を与えている要因を考えてみましょう。
●前提要因・・行動の前の動機、モチベーション
園や家庭の
・文化
・価値観
・態度
・知識
・体験
●実現要因・・・行動を実現するために必要な要因
園や家庭で
・おおくの食材の調達
・適時・適温の食事
・身体機能の成長に合わせた形態の食事
●強化要因・・周りの人たちの支援
園や家庭で
・周りの大人の反応・支援(保育士・保護者)
・周りの子どもとの関わり(友達・兄弟)
これらが複雑に絡み合い、食べ物が選択され、食生活が繰り返されています。
食べることを楽しむ!というと、農作物を育てたり、子どもがびっくりするような見た目の食べ物を提供することに偏りがちです。
重要なことは「健康的な食べ物をおいしく食べることができること!」と考えれば、給食室の役割の大きさが再認識できます。
食べることの楽しさ!を教えることと、食べ物を使って喜ばせる!ことを間違えてはいけませんね。食べることの楽しさ!とは、健康的な食べものを味わい楽しめることです。