栄養と食べ物の情報はとても多く、私たち専門家もその情報に溺れがちなもの。
夕食後に嗜好品を食べると肥る!
昼間に食べた方がよい!
正確な情報のように聞こえますが、間違っています。
健康にとっての問題は、カロリーを摂取した時間帯ではなく、余分に摂ったカロリー。時間に関係なく余分にとったカロリーは脂肪になって体に蓄えられるため、肥満を引き起こします。
時間によるエネルギー効率の差ははっきりとわかっていません。
時間帯を考慮した食べ方として推奨されていることは、
・1日3食コンスタントに食べること。
・衝動的な間食を取らないこと。
1日3食コンスタントに食べないで、欠食したり、長い時間食べ物を口にしないことは健康にとって問題です。人間の生き抜くための機能により、少量のエネルギーで身体活動を維持するようになるので、肥りやすい体になることがわかっています。
保育園、学校、会社に行っている間に比べて、夕食後の時間は、嗜好品を摂る機会が増え、そのような食習慣を持つ人に肥満傾向が現われるので、まるで、「夜食と肥満」に関連があるように思われるのです。昼間摂ればOK!と言うわけではないですね。
自分自身、びっくりするような事実!に遭遇することがあります。時々、情けない思いもしますが、理解できたときには「スキッ!」とします。