昨日、スチームコンべクションオーブンを見るために、東京ビックサイトで行われているフードケータリングショーに行ってきました。
最近は、保育園さんにも導入され始めているようです。私は使用したことがないのですが、ユーザーさんのお話だと、「何を作ってもおいしくできる。」ということです。
スチコンは、
・焼く
・蒸す
・煮込む
・炊く
・揚げる
まで、多様な料理を1台でこなすことができるそうです。
フードケータリングショーでは、各メーカーさんのデモを見ながら、たくさん試食をしました。
一番おいしかったのは、秋刀魚の煮付け。スチコンに入れっぱなしで12時間かけて調理を行ったそうです。「厨房を後にする時は、火の元点検、全て元栓を締める!」という時代から、人がいない厨房で、機械が夜中に調理し続けてくれるような時代になったのです。
もう一品驚いたのは、鶏肉を焼いたもの。中はふわふわでジューシー。外がカリカリ!焼き物でもなく、揚げ物でもないおいしさなのです。
スチコン料理は「誰が調理しても同じ料理。」と言われる程、調味料の分量と加熱の種類、加熱時間が重要。近い将来、保育園給食のスチコン料理のレシピ開発に挑戦することになると思いますが、厳しい道のりになるなー。と感じました。
しかし、レシピができてしまえば、保育園のみなさんに「失敗なく」作ってもらえるので、保育園給食により貢献できるでしょう。
株式会社フジマックさんが提案されていたレシピを紹介します。
鮭蒸し団子のあんかけ
団子
鮭 300g
にんじん 100g
しいたけ 50g
にんじん 100g
塩
あん
水 300g
しょうゆ 30g
酒 15g
片栗粉 7g
大根おろし
①にんじん、しいたけ、たまねぎはみじん切りにしてスチームモード100℃で10分。
②鮭の身に塩を加えてミキサーでよく混ぜて、ホテルパンにしぼり、加熱する。バリオスチーミングモード90℃
③仕上がりを確認して取り出し、和風あんをかける。
この分量は驚きですよね。鍋でゆでれば、確実にばらばらに散ってしまいます。ふわふわな食感なので、離乳食中期から幼児まで同じものをおいしく食べることができます。
本当にスチコンでの調理、おいしさに感動しました。