食品の高騰の影響

国際的な原油価格や農産物の価格の高騰などにより、日本でも食品の小売価格が値上がりし、消費者の食品価格への関心が高まっています。

農林水産省では食品の価格の動きについて、公表しています。

前月比の増減率(全国単純平均値)

食パン 7.7%
ゆでうどん 0.4%
ヨーグルト 1.1%
チーズ 0.6%
納豆 0.8%
食用油 2.2%
マーガリン 0.4%
しょうゆ 1.7%
みそ 3%

この値上がりは、保育園の給食にも大きな影響を与えています。。

仲の良い自治体の栄養士さんは、「予算の削減と食品高騰で献立作成が大変!!」とおしゃっていました。

上記の食品以外に、お菓子なども大きく値上がりしているため、「おやつをおにぎりにする回数を増やしてみよううかなー。」と考えているようです。

理由
・米は値上がりしていない。
(おやつに使う米30gは約12円・6枚切り食パン半分約15円)
・パンに合う材料(乳製品など)は価格が上がっているが、おにぎりに使う材料の価格は安定している。

その他に
・子どもが好き
・脂肪のとりすぎを防ぐことができる。

ここ数ヶ月お米の消費量がどんどん伸びているとのこと。お米の消費拡大が日本人の食習慣(脂肪摂取量低下)によい影響を与えているのでは?と期待したいところですが、もう一方で売れ行き好調なのが、お米と一緒に食べるレトルト食品。特にレトルトカレーの売り上げがのびているそうです。

レトルト食品も価格が上がっているはず!なので不思議な話です。

生活習慣病への影響は、「食品」よりも「ガソリンの高騰により運動量が増える」ことのほうが大きいかもしれませんね。