こんにゃくゼリーを製造している「マンナンライフ」が昨日、人気商品「蒟蒻畑」の製造中止を発表しました。
農林水産省は、当製品で先月20日に1歳7ヶ月の男児が死亡した事故を受けて、業界団体に対して再発防止のために早急な対策を要請しました。
・子どもタ高齢者が食べないように、外袋への警告マークを、現状より大きく表示する。
・中カップにも警告マークを表示する。
マンナンライフは、この要望に対し、
・時間的に早急な対応が困難
・流通各社への大きな混乱と迷惑をかける恐れがある
とし、製造を一時中止することを発表しました。
こんにゃくゼリーの売り上げは2007年度約100億円で、その中の約3分の2が蒟蒻畑。
マンナンライフは、一時的に製造を止めて製品の抜本的な改良を行う姿勢を示しています。マンナンライフの売り上げの約9割が蒟蒻畑。企業の生き残りをかけた製品改良となります。
行政指導通り、パッケージの警告マークを強化しても、製品が改良されなければ、同じような事故は起こるでしょう。今回のマンナンライフの対応は正しいものだと思います。