この衝撃的な事件が起こったのは、今月の17日。
千葉県船橋市の小学校で、小学6年生の男子児童が給食で食べたパンをのどに詰まらせて窒息死しました。担任の教師といっしょに給食を食べ始めてからおよそ5分後に児童がのどを詰まらせたということです。
パンは直径が10センチ余りのはちみつ味のもので、児童は一口パン口に入れた後で、2つに割って「これなら早く食べられる」と言って一気に両方のほっぺにパンを入れたようです。
担任の先生の指導で、手洗い場で一部を吐き出しましたが、教室に戻ったあとに意識を失い、救急車で病院に運ばれておよそ5時間後に窒息のため死亡してしまいました。
教育委員会では、今回のようにやわらかいパンで事故が起こるのは異例とありますが、以前福祉施設で働いていたとき、パンがのどに食べ物が詰まってしまったことに遭遇したことがあります。
その時は、男の職員が
・椅子に足をかける。
・たてひざにする。
・うつぶせにした人のみぞおちを圧迫するようひざにもたれさせる。
・頭を低くして背中の真ん中を平手でたたく。
これは、背部叩打法というもので、看護師の元で定期的に研修が行われていました。
保育園でも再度復習しておく必要があると思います。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/chissoku/jimu080508.html