最近、「もちもち食感」が流行っています。
お米でも、粘りが強いコシヒカリが不動の人気。日本人はやわらかくてもちっとした食感を好むようです。最近は、米粉を使ったパンやドーナツ、ケーキも登場しています。
製菓、製パン用の米粉を使う利点は、
①小麦粉を米粉に変えることで、日本の米の消費量が伸び、国内自給率があがる。
→農林水産省が、お米の加工品を増やす事業を推進していることも後押し、「米粉だけで作ったおこめパン」などが登場し、2007年は学校給食等で使用されていることから米の消費量があがり、自給率もアップしています。
②小麦アレルギーがあるお子さんも食べることができる。
小麦アレルギーは重度の場合が多く、食べることができないものが多くあるので、お友達と一緒に食べることができることにはとても価値があります。
最近は、普通の米粉と変わらない価格の製品もあり、全園児さんに提供することが可能になりました。米粉を使った洋菓子は、和菓子のような丸める手間がかからないので、簡単に作ることができます。是非、保育園でお試しください。
米粉のもっちりバナナパン
バナナ 25g
レモン果汁 0.2g
米粉 14g
ベーキングパウダー 0.8g
水 6g
油 2g
1 バナナをマッシャーなどで潰して、レモン果汁をふりかける。
2 米粉、ベーキングパウダーをよく混ぜる。
3 水、油、砂糖を泡立て器でしっかりと混ぜてから1のバナナと合わせる。
4 2と3を混ぜ合わせる。
5 型にオーブンシートを敷き、厚さ1.5cmくらいに生地を広げ、170℃のオーブンで20分間焼く。
(20202年5月更新)