いちごのデザート

いちごの旬が終わりに近づいています。

知り合いの日本料理店の板長は、

・旬を先取りした食材
・旬真っ盛り~終わりかけの食材

をバランスよく使うとが、価格を抑えて満足度の高い料理を提供するコツ。と言います。

価格の高い「先取り食材」で、季節の移り変わりを伝え、価格の安い「旬真っ盛り~おわりかけ」で、食材の本当のおいしさを伝えるのだそうです。

勤めていたフランス料理点のシェフは、ソース、デザートには、旬の終わりかけの果物を使う。と言います。

旬の終わりかけのいちごは、甘くておいしいのですが、気温が高くなるせいか、すぐに実がやわらなくなって扱いにくくなる欠点があります。これらが安く市場にでるそうです。

保育園でも、この安いいちごを使って「いちごジャム」がよく作られます。

安くて甘いいちごだからこそ、デザートにもふんだんに使うことができます。

豆乳いちごプリン
いちご 25g
豆乳 30g
牛乳 30g
砂糖 8g
ゼラチン 1.6g
水 4g
いちご 3g

1 いちごをミキサーでつぶす。
2 ゼラチンに分量の水を加えて湯せんで溶かす。
3 豆乳を温め、砂糖、2、1を加えて混ぜ合わせ、カップに注ぐ。
4 冷蔵庫で冷し固める。
5 切ったいちごを飾る。

いちごのババロア

いちご 25g
生クリーム 10g
牛乳 25g
砂糖 6g
ゼラチン 1g
水 10g

1 ゼラチンは分量の水にふりいれて、ふやかしておく。
2 いちごはへたをとって牛乳と一緒にミキサーにかける。
3 ゼラチンをゆせんにかけて溶かす。
4 生クリームと砂糖を合わせ、5~6分立てにする。
5 2~4をあわせて水でぬらした型に流しいれて冷蔵庫で冷やし固める。

いちごのデザートは、とってもやさしい味がして、子どもたちにとても喜んでもらえます。保育士さんにも喜んでもらえる一品です。

(2020年5月更新)