育児用ミルクの検食・保存食

お客様から、育児用ミルクについて保存食や検食はとっておく必要がありますか?という問い合わせがありました。

保存食、検食は、食品による健康被害があった場合に、その原因を特定するためのもの。

保存食は、検品で缶記載の記号を確認しておけば大丈夫。では検食は?

もちろん、保育園に勤務していた時も育児用ミルクの保存食、検食をとったことはありませんが、何故必要なかったのかを説明しようとすると、?????

早速、知っている保健所衛生課に電話をして聞いてみると

名古屋弁で、「ミルクはいっぺんに作らんでしょう。1人分づつ作るんだから集団給食の範囲ではないよー。お馬鹿だねー。」と。

その通りです。昔のようにミルクポットなどでまとめて作る場合は検食が必要ですが、今のように哺乳瓶で作る場合は、必要ないということです。その代り、哺乳瓶の消毒方法、ミルクスプーンの扱い方、残ったミルクの処理などについて衛生指導があります。

とても簡単なことですが、????となってしまうのが衛生管理です。

お馬鹿だねー。と言われて、とても恥ずかしい思いをしました。