保育園での食べ物の事故

保育園での食べ物に関する事故についてまとめたものを記載します。(栃木市保育園誤嚥事故調査委員会報告より)

2001年 1歳児 りんごをのどに詰まらせて窒息死
2003年 2歳児 飲み水と洗剤の容器を間違えて搬送
2006年 1歳児 園庭のミニトマトを飲み込んで窒息死
2007年 1歳児 りんごをのどに詰まらせて重体。(酸素性脳症・四肢麻痺)
2008年 2歳児 チーズキッスをおやつに食べて喉に詰まらせる
2012年 1歳児 おやつのカステラを喉に詰まらせて窒息死
2012年 3歳児 事務室で吸殻が入っていたジュースを飲んで搬送
2012年 2歳児 白玉団子をのどに詰まらせて窒息死

白玉団子については、2010年に小学1年生の男児が同じ製品(直径2センチの冷凍団子)を喉に詰まらせて窒息死しています。保育園以外ではこんにゃくゼリー、パン、バナナが窒息の原因となっています。

白玉団子は、アドムの月間献立でも提供しているメニューなので、会長が心配して事故が多く起こっていることを知らせてくれました。今回の事故は2㎝の丸型冷凍団子をそのまま提供した園で起こったことで、手作りとは全く違う形状、弾力の食品でしたが、改めて子どもの食事作りは、成長発達に合わせた対応(食材選択・調理・食べさせ方)が必要だということを感じました。