栄養士の食レポ?!長崎編

こんにちわ。子どもの食事研究所 所長の佐橋ゆかりです。
先日、長崎県のさざなみ保育園様を「佐橋ゆかりのユーザー探訪記」の取材で訪問しました!

目的は、「保育園給食の取材」ですが、、、

今回は大長園長先生のご配慮で

地元の“食”にたくさん触れることができました。

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■雄大な自然に囲まれた平戸漁港

今回お伺いしたさざなみ保育園から車で40分。

平戸漁港に連れて行っていただきました!

港は山に囲まれた雄大な風景。

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長崎県の北西に位置する平戸市は、日本の陸路の最西端に位置する町。

平戸周辺の海は、大陸棚が広がる世界有数の漁場だそうです。

・四季があり豊かな森の恵みと河川

・寒流と暖流の合流点

・急流・荒れる海

 さらに平戸の海は、本海と東シナ海の間で一日に2度の潮流が生じる海。

潮の流れが早いと、魚は身が引き締まり脂がのっておいしくなるそうです。

 

今回は、港から車で10分の囲炉裏料理エビス亭で水揚げされたまぐろの解体を見せて頂きました!

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親方、20年前に大阪で仕事をしている時に、友達に誘われ平戸を訪れ、平戸の大自然の魅力に取りつかれ、2カ月で平戸に移り住んでしまったとのこと。

生まれはアドムの本社がある愛知県!

「魚のことなら何でも聞いてくれ~」と威勢のよい親方でした。

楽しくお話しながら、軽快に30分でまぐろを解体してしてしまいました。

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動画→https://youtu.be/vAIZnFzqsx0

見事な包丁さばき!

この包丁の技があってこそ、

私たちは、おいしい魚を頂けるだ~。

と感動しました。


これが「日本の食文化」。


魚が育つ雄大な自然、

それを調理してくれる料理人さんに

深く感謝し、おいしくいただきました。

 

解体の時に出た中落ちをその場で食べると・・・

今まで感じたことがない

もちっとした食感!

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ウ~~。

食レポのスキル不足で伝えきれないのが残念。

本当においしかったです。


こんな魚を食べて育つ子どもたちは

絶対に魚好きになりますね。


「平戸には旨いじげもんがテンコ盛り!」

「じげもん」とは長崎弁で「地元の物(者)」という意味だそうです。

納得ですね。

 

エビス亭では、

もちろん“まぐろ”だけでなく

地元の魚、野菜を使った料理をいただきました。

http://hirado-ebisutei.com/

地元の野菜、なすのたいみそ田楽もおいしかったです。

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エビス亭の親方、ありがとうございました。


■豊富な海産物

漁港の隣の市場には海産物がたくさん!

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地元の方にいろいろ教えて頂きながら、

持ち帰ることができる

だしの素となる干し物を購入しました。

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この方、なんと8人のお子さんを持つお母さん。

「うちは家族が多いから、だしを取った後のものもしっかり料理に使うんだよ~。」

と教えてくれました


お孫さんが、来週「もちふみ」をする話・・・

小学校のお子さんが自分でみそ汁を作る話し・・・

高校生のお子さんの食事の話し・・・


毎日子どもと向き合うという事は、食と向き合うという事なんだな~。って感じました。

 

みそ汁は、煮干しだけでなく、

あじ、あごを干したものでだしをとると

また違った味が楽しめるとのこと。

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だしを変えるだけで、

違った味わいになる

日本食はやっぱり奥が深いですね。

 

魚が豊富なこの地域では、

練り製品の種類もたくさん!

とってもおいしかったです。

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■さかなを食べさせるための工夫


健康的な食習慣のために

子どもに魚を食べさせたい!

保育園給食担当はみんな思っています。


しかし、地域によっては

・価格が高い

・冷凍品しか買えない

・魚を敬遠する子どもが多い

というのが現状。


子どもが魚をたくさん食べることができるのは、

安くて、新鮮だからこそ。

と思いがちですが、、、

 

魚が獲れる地域は、

新鮮な魚だけでなく、

乾物もいろんな使い方がされていました。

 

〇煮干しのきんぴら

にんじんやごぼうのきんぴらに煮干しを入れる

みそ汁に使って煮干しを活用することもできるそうです。

 

〇さばのポテトサラダ

こちらは保育園で試食させていただきましたがとってもおいしかったです。

とっても簡単でハムの代わりにさば缶を使うだけです。

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(レシピを教えてくれた松本先生)
これだったら、

新鮮な魚を購入できなくても大丈夫。

魚嫌いの子どもたちも食べてくれそうですね。

 

■さいごに

今回の旅行では、

海産物、地元の野菜意外に

・佐世保バーガー

・長崎ちゃんぽん

・文明堂三笠山(どら焼き)

・ニンジンジュース

(大村特産黒田玉寸人参)

などもいただきました。

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文明堂のどら焼きは運よく実演販売していました。

思わず手際のよさに「美しい~」と言ってしまったところ、、、

「焼き始めて20年ですから!!」とドヤ顔。

機械化が進む中でも、食べももの世界は「職人技」が光りますね。

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会社のみんなへのお土産は

パリッとした独特の食感と香ばしの

65周年長崎銘菓『九十九島せんぺい』。

 

また、さざなみ保育園大長園長先生からは

地元のおいしい“ゆずこしょう”

をお土産に頂きました。

 

今回もまた、いろんなものを食べて楽しむことができました。

 

でも一番の収穫は、

魚料理のレシピのアイデアを仕入れることができたこと!

カルシウムたっぷりの小魚を使ったレシピ開発に励みます。

 

さざなみ保育園様の保育園給食については、

わんぱくランチユーザー様に配布している

「佐橋ゆかりのユーザー探訪記」で

お伝えします。

楽しみにしていてくださいね。

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