日本食品標準成分表2015年度版(七訂)発表

平成27年12月25日に日本食品標準成分表2015年度版(七訂)が発表されました。

今回の改定は、収載食品が300以上増えるという大幅なものです。

保育園給食で最近よく使われる米粉、米粉パン、米粉麵や五穀米なども収載されました。また、今まで栄養計算する時に「成分表にないな~」と思っていた、ねりごま、メロンパン、チーズケーキや黄色キウイフルーツなどなど、たくさんの食品が増えました。

成分表は、一般の方にも使われる機会が多くなり、新聞、ネットでも盛んに取り上げられています。その中で注目されているのが、「ひじき」。製造する際に使われる釜で成分値が分析されました。

・昔ながらの鉄釜で製造
・最新主流のステンレス釜で製造

ステンレス製釜で作ったひじきは鉄釜で作ったひじきの9分の1の鉄含有量だった!とのこと。ひじきの鉄分は釜の鉄分だったのですね~。

保育園給食では、ひじきの摂取量が少ないため、大きな影響はありませんが、「ひじきに鉄分があまり含まれていなかった。」という点については、「やっぱり、いろいろ食べることが大切!」と改めて思いました。