「かじり取る力」をつける

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乳幼児の咀嚼支援のポイントは

・適量をかじりとる
・口を閉じて舌を使って食べ物を左右に分けて噛む
・唾液と混ぜまわせて食塊をつくる

最初の段階の、自分にとって「適量をかじり取る」ことができなけでば、うまく咀嚼することができず、丸飲みすることになってしまいます。

これが「のどに詰まる」原因にもなります。

乳児の手づかみ食べの時期は、棒状に切るなどして、よりかじり取りやすい形態で調理します。

少し大きくなると、いろいろな形の料理を上手にかじる取ることができるようになります。

かじる取る練習は、やわらかい野菜から始めましょう。

にんじんとブロッコリーの甘煮

にんじん 20g
ブロッコリー 20g
砂糖 1g
塩 0.1g
油 0.5g

1 にんじんを8mm厚さの輪切りにする。
2 ブロッコリーを小房にする。
3 鍋に砂糖、塩、油のそれぞれ半量と1を入れて、適量の水を加えて味がしみるまでゆっくり煮る。
4 2に残りの砂糖、塩、油をまぶし、3の途中で加える。
5 柔らかくなったら火を消し、放冷して味を含ませる。

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(2020年5月更新)