塩分目標量が下がった!

食塩については、とり過ぎると生活習慣病のリスクをあげることが多くの研究や統計で示され、食事摂取基準2015年度版では目標値が大きく下がりました。

わんぱくランチに登録されている2400件の料理を塩分含有量を高いものから並び替えてみました。

ランキング
1 麺料理
2 丼
3 カレーライス
4 汁

予想通りの結果です。
乳幼児の施設では、「汁」の頻度が高いので、特に工夫する必要がありそうです。

減塩の方法として、だしの旨みで塩分を減らす。ということをよく聞きますが、食体験の少ない乳幼児に対しては、旨みが強すぎると、その旨みを和らげるため塩味(しょうゆ・みそ)を加えてしまうケースが多々あります。調理では「旨み成分も含めて全体的に薄味・やさしい味」を目指すべきでしょう。

献立作成では、具の量を増やして汁を減らす料理に変えることによって、塩分を減らすこともできそうです。
青菜のすまし汁 → 青菜の煮浸し

また、減塩については、体内の余分な塩分を排泄する作用があるカリウムをしっかりとることも大切です。

カリウムは野菜・果物に含まれていて、生で食べる果物はとても優れもの。
野菜は熱を加えたり、水にさらすと失われやすいものが多いのですが、かぼちゃのように、ゆでてもほとんどカリウム量がかわらないものもあります。

精製度の低い穀類にも、カリウムは多く含まれるので、精白米を7分つき米等に変えるものよいかもしれません。

献立全体を見直して、体内塩分量をコントロールするためには、食事支援を行う保育士さんの理解、協力も必要です。食事摂取基準が変わる機会に、園全体で食事のあり方ついて考えてみるのはいかがでしょうか?