平成17年の乳幼児栄養調査では、1~3歳児の2250名について、起床、就寝時刻と朝食摂食との関連について調査が行われました。
朝食の欠食があるこどもは9.4%で、就寝時刻が遅くなるほど、毎日朝食を食べるものの割合が減少しています。
就寝時間 朝食を毎日食べる割合
8時前 97.1%
8時台 96.5%
9時台 93.8%
10時台 86.2%
11時台 75.9%
深夜12時以降 50%
正しい食習慣を身につけるためには、生活リズムが重要。その第一歩として「朝ごはん」がわかりやすく、大切なポイントとされ、朝食喫食を推奨する取り組みが行われています。
朝食の欠食は、母親の朝食習慣とも強い関連性がみられ、家族の生活リズムや環境が子どもたちに様々な影響を与えています。
保育園での食育推進事業では、「栄養」、「食材」だけでなく崩れがちな生活リズムをととのえるための支援も必要でしょう。