「鳥肉と鶏肉」「鶏卵と卵(うずら等)」

アレルギー治療の基本は、正しい診断と最小限の食物除去で症状をコントロールしていくこと。そのためには、食品に関する知識が必須です。

以前、愛知県の保健衛生大学のアレルギー科で勉強させていただいていた時に、よく保護者の方に質問された中から2つをとりあげます。

①鶏肉が除去の場合、他の鳥肉(あひる・しちめんちょう・かも等)は食べることができるかどうか。
→食べることができます。

②卵が除去の場合、鶏卵はもちろん除去。うずらの卵は食べることができるかどうか。
→食べることができません。

単純に
鶏肉は除去。鳥肉はOK。(漢字でみればわかりやすい。)
卵はどんな卵も除去。

と考えると、魚の卵は?という話になります。これは別もので食べることができます。

新保育指針がだされたことにより、保育園でのアレルギー対応が進んでおり、わんぱくランチ(栄養計算ソフト)でもアレルギーに関する機能が追加されます。

今後、ブログでは食品に関する知識や事例などを紹介してきたいと思います。