甘味にわずかな塩を加えると、甘さが一段と増す・・・。
これは「味の対比効果」によるものです。
塩は対比効果を起こしやすい性質があり、調理の際に食品本来の持ち味を引き立ててくれます。
わんぱくランチに搭載されている料理も、「おいしさ」のためにわずかな塩を加える料理がたくさんあります。
代表的なのが、米粉の蒸しパン!
蒸しパンを作る時に塩を少量加えると、甘みが増すだけでなく、味全体がひきしまります。
こめ粉 15g
ベーキングパウダー 0.8g
油 2.5g
塩 少々
豆乳 22g
つぶしあん 12g
1 ボウルに米粉、ベーキングパウダー、油と塩ひとつまみを入れて混ぜ、豆乳を加えてよく混ぜ合わせる。
2 1にあずきを入れてよく混ぜ、型にいれて蒸し器で12分蒸す。
コツは、塩を「少量」入れること。
塩を入れすぎると、今度は抑制効果が働き、両方の味が弱められてしまうことになります。
まずは、全員分にひとつまみの塩を加えてみましょう。