<メニュー>
○ 朝食20160529-1
食パン:8枚切り1枚
しらすのいもお焼き:しらす20g、じゃがいもフレーク5g、牛乳30g、玉ねぎ5g、カラーピーマン10g、片栗粉 小さじ1
サラダ:きゅうり10g、ミニトマト10g
オレンジ:10g
牛乳:100ml

ミニトマトを1切れ食べて噛んだ後に口から出し、
それ以外のミニトマトは全て投げました。
他はすべて食べることができ、オレンジはおかわりもしました。

○ 昼食20160529-2
御飯:スプーン24さじ(80g)
牛肉と野菜のコーンクリーム煮:スプーン45さじ(牛カルビ肉20g、ズッキーニ10g、にんじん・玉ねぎ・コーン・グリンピース 各5g、小麦粉5g、バター5g、牛乳40g、とうもろこしフレーク5g、塩・こしょう 少々)
ゆで野菜(ブロッコリー):10g

コーンクリーム煮は、以下のように作りました。
① 肉と野菜を煮る。
② 小麦粉とバター、牛乳で溶かしたとうもろこしフレークでルウを作る。
③ ①に②を加える。
④ とろみが出るまで煮込み、塩・こしょうでうすく味をつける。

○ おやつ
牛乳:100g
バナナ:30g

○ 夕食20160529-3
そら豆御飯:スプーン30g(御飯80g、ゆでそら豆10g、食塩 少々)
擬製豆腐:卵黄1コ分、麩2コ(2g)、だし汁 適量、しょうゆ0.5g、にんじん・しいたけ・グリンピース・コーン 各5g
ゆで野菜(かぼちゃ):20g

擬製豆腐は以下のように作りました。
① 卵黄を溶く。
② 麩をだし汁としょうゆでトロトロになるまでゆでて濾す。
③ にんじん、しいたけをみじん切りにする。
④ ①~③、グリンピース、コーンをよく混ぜてお弁当カップに入れる。
⑤ ④を1cmの水を張ったふたつきの耐熱容器に入れ、キチンペーパーをはさんでフタを軽く乗せる。
⑥ 600Wで1分半、レンジにかける。
⑦ 軽く冷ましてから切る。

最近、少し上の月齢の子を持つ知人から立て続けに
「食わず嫌いがひどすぎる!」という話を聞きました。
今のところ、娘には見られません。

アメリカのコロラド大学アンシュッツ・メディカル・キャンパスの
ジョンソン SL他の報告(2015年11月号、ジャーナル・オブ・ニュートリション誌)によると、
口の知覚特性のスコアが低いこと、野菜の摂取が少ないこと、食事の多様性が低いことが、
子どもの食わず嫌いに関連していたそうです。
なお、親の収入や教育、子どもの年齢による違いは見られなかったようです。

「口の知覚特性」とは、味覚や冷・温覚などの感覚の特性を指します。
そのスコアが低いということは、それらが鈍かったということでしょう。
例えば、味の濃いものを食べ続けていたら、それに慣れてしまい、
薄味を食べたときに「味がしない!」と表現するようになります。
私の友人は、チョコレートが好きで頻繁に食べているあまり、甘みの感覚が他者よりも鈍感です。

また、常に同じような少ない種類の材料を使用して、
同じような調理法のものを食べている状態であると
「食事の多様性が低い」と表現されます。
今は、指先で簡単にレシピを調べられる時代です。
購入の問題で食材が偏ってしまうことは仕方ないにしろ、
調理法を変えることは簡単です。

「食べず嫌い」を克服する方法として有効なのは、
「見慣れること」であるそうです。
食べなくても、食卓に並んで、見慣れることにより、
「ちょっと食べてみようかな。」という心が芽ばえるようです。
食べず嫌いは、その、「ちょっと食べてみようかな。」が重要です。
食べてみたら、案外、すんなり受け入れられることがあります。

その他にも、友達や家族が食べているところを見せる、
かわいく切る。細かく切ってスープなどに混ぜるといった方法もあります。
娘は「食べず嫌い」ではないのですが、苦手でもないのに、
きゅうりをときどき残します。
そのようなとき、自分で食べたい盛りなので、
スプーンに乗せてあげると食べます。
このように、子どものブームに乗ることも有効手段の一つですね。

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