<メニュー>
○ 1回目20151130-1
5倍粥:スプーン48さじ(80g)
さけとかぼちゃの煮物:スプーン27さじ(さけ7g、かぼちゃ10g、白菜5g)
小松菜とカブの和え物:スプーン12さじ(10g)
みかんヨーグルト:スプーン30さじ(ヨーグルト30g、みかん5g)

お粥を10gぐらい残し、
他はすべて食べることができました。

○ 2回目20151130-2
野菜の炊き込みご飯(ベビーフード):スプーン84さじ(70g)
豆腐とひき肉のあんかけ(ベビーフード):スプーン72さじ(60g)
すりりんご:スプーン12さじ(10g)

ご飯を10gぐらい、あんかけを20gぐらい残しました。

娘はほうれん草や小松菜、白菜といった葉菜を好んでよく食べています。

しかしながら、「心・栄養・食べ物を育む 乳幼児の食行動と食支援」(医師薬出版、2013年)
によると、幼児期の前半ごろは食品に対する好き嫌いが
あまりはっきりしていないと記載されています。
食べないから嫌いであるとはいえないし、食べるから好きと言うわけでもなく、
味付け、固さ、触感、におい、食べにくさ、その他の様々な理由で食べなかったり、
その食べ物が原因でない場合もあるそうです。
確かに、葉菜はクタクタになるまでゆでてから刻んであり、
食べやすいが故によく食べるのかもしれません。
また、「嫌いなの?」といえば「嫌い」と答え、
そこから嫌いになってしまったりもするそうです。

では、食べ物の好みはどのように形成されるのでしょう。

味覚自体は、生まれつき身につけているものと
経験、学習、記憶などで獲得させる後天的なものとがあるようなのですが、
食べ物の好みは経験や学習によって決まってくるそうです。
親が子どものころから食べさせてくれたもの、楽しい場面で食べたものなどは、
好きな食べ物、お気に入りの食べ物になっていくそうです。
逆に、嫌な思い出の中食べた物は嫌いなものになるということもいえそうですね。
例えば、私の知人は子どもの頃、ほうれん草が「少しだけ」苦手だったそうです。
それを聞いた離れて暮らしていたおばあちゃんが、泊まりにきたときに克服させようと
毎日、ほうれん草を食卓に出し、泣いて嫌がっても最後まで食べさせたそうです。
それ以来、ほうれん草が苦手になったようで、大人になった今でもほうれん草は食べられません。

「楽しい雰囲気での食事」はその場の食欲につながるばかりではなく、
その後の食の好みも左右するといえます。

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