<メニュー>
○ 1回目20151029-1
きな粉粥:スプーン33さじ(7倍粥50g、きな粉2g)
うどん:スプーン6さじ(5g)
キャベツとにんじんのとろとろ煮:スプーン18さじ(15g)
さつまいもヨーグルト:スプーン24さじ(ヨーグルト15g、さつまいも10g)

ヨーグルトを10gぐらい残しましたが、
他はすべて食べることができました。

○ 2回目20151029-2
7倍粥:スプーン30さじ(50g)
鮭と野菜のスープ:スプーン40さじ(鮭10g、野菜10g、だし汁20g)
つぶしかぼちゃ:スプーン12さじ(10g)
さやいんげん:スプーン6さじ(5g)

スープにはにんじんとたまねぎを入れました。
「鮭のちゃんちゃ焼き」から鮭、にんじん、たまねぎ、
「温野菜」からかぼちゃ、さやいんげんを取り分けました。
お粥を10gぐらい、スープを半分ぐらい残しました。

うどんは下の「卯の花めん」というものを使用しました。
すでに、粉々になっています。
また、5分ぐらいでとろとろになりました。
小麦粉、塩、でんぷんで作られているようですが、
ゆでたあと、水でよく洗ってからしばらくしても、
べたつくことなく、ツルツルしていて食べやすそうでした。
離乳食にはありがたい製品でした。
動画はそのうどんを食べているときです。
笑顔は見せてくれませんでしたが、とてもよく食べていましたし、
もっとほしそうでした。

そして、再度、口の動きをよく注視してください。
咀嚼している側の口角だけが引かれるときがあります。
今までは、左右対称に唇が動いていましたが、
片側だけが動いている感じです。
「お母さんの疑問にこたえる 乳幼児の食べる機能の気付きと支援」
(医師薬出版発行、2013年)によると、すりつぶし機能発達期の特徴的な動きのようです。
舌でつぶせない固さと形を感じたときに食物を左右にずらして
将来臼歯が生える場である奥の歯槽堤で食べ物をつぶすのですが、
その際、下のあごを左右どちらか横に動かして歯槽堤がかみ合うようにしなければなりません。
加えて、歯槽堤の上で食物を落ちないように保持しなければなりません。
そのため、このような口角の動きが見られるようになるようです。
うどんは、固いものでもなく、押しつぶしにくいものでもなかったのですが、見られました。
同時期には舌が左右に動きはじめるようですが、そちらは残念ながら、確認はできません。
ただ、このような口の動きの発達が見られたからといって、
急に硬さや形を変える必要はありません。
様子を見ながら、徐々に変えていきましょう。

卯の花めん
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