<メニュー>
○ 1回目20151025-1
7倍粥:スプーン30さじ(50g)
さけのすり流し:スプーン15さじ(12g)
かぼちゃスープ:スプーン18さじ(15g)
つぶしえだまめ:スプーン12さじ(10g)

お粥を20gぐらい残しましたが、
他はすべて食べることができました。
かぼちゃスープには玉ねぎが入っています。
とてもご機嫌で、いつもよりも多く食べることができました。
特にさけはとろみで食べやすかったようで、
勢い良く食べていました。

○ 2回目20151025-2
7倍粥:スプーン30さじ(50g)
野菜スープ:スプーン38さじ(野菜15g、スープ25g)
小松菜の納豆和え:スプーン48さじ(納豆20g、小松菜20g)

野菜スープにはさつま芋と人参を入れました。
スープは、それらをゆでたゆで汁です。
「みそ汁」からさつまいも、にんじん、
「小松菜の納豆和え」から小松菜、納豆を取り分けました。
お粥を15gぐらい、スープを15gぐらい、
和え物を5gぐらい残しました。
残してしまいましたが、今までで一番食べました。
機嫌もとても良かったです。
また、最近は食べたくなくなったら
大声を出したりすることが多かったのですが、
口を閉じて開かないだけでした。
しかしながら、歯磨きのときはきちんと口を開いてくれました。
急に成長したかのようでした。

1回目の食事は、娘と同じようなものを食べていますが、
2回目の食事は、取り分けています。
とろとろにゆでなければならないので、
調理時間は異なりますが、下処理を一緒にし、
同じ鍋を使用できるのは便利です。
しかし、そのような話をすると、「取り分けが難しい。」とよく聞きます。
難しく考える必要はありません。
大人用献立を決める際に、取り分けしやすいものを選べば良いだけです。
例えば、みそ汁の具が、わかめ、ねぎ、ごぼうだと、
今の娘が食べられるものはありません。
しかし、ねぎの代わりに玉ねぎ、ごぼうの代わりにさつま芋を用いれば、
それらを離乳食に用いることができます。
沸騰しただし汁にみそこしに入れた離乳食分の野菜を入れ、先に煮ます。
後で鍋に大人分の玉ねぎとさつま芋を一緒に煮て、
わかめとみそを加える直前に離乳食分を取り出せば、
ひとつの鍋で煮込むことができます。
だし汁にとろみ付けが必要な場合は、
それだけ別鍋で行う必要がありますが、最後に一手間かけるだけです。
大人の食事から取り分けることで、一緒に同じものを食べることは、
子どもにとってうれしいことです。
「食生活論」(朝倉書店発行、2007年)の離乳食に関して書いてある箇所にも、
「大人の固形食の一部を子どものように形態を変えて「分け与える」という
養育者の食への態度と意識が、子どもの食に対する関心を深めることになる。
このようなことから離乳食は「共食」の意識を芽生えさせる大一歩として
極めて大切な時期でもある。」と書かれています。

201510254