<メニュー>
○ 朝食20160412-1
ささ身と野菜のご飯焼き:軟飯90g、ささ身20g、玉ねぎ・キャベツ・ピーマン・カラーピーマン各5g
ゆで野菜(さつま芋・人参):各10g
ぶどう:10g(1個)

全て食べることができました。
さつま芋、人参、ぶどうはおかわりもしました。

○ 昼食20160412-2
軟飯:スプーン27さじ(90g)
納豆とほうれん草の和え物:スプーン21さじ(納豆15g、ほうれん草10g、人参10g、スリごま0.2g)
大根のバター煮:大根10g、バター1g
サラダ:レタス10g、きゅうり5g、カラーピーマン5g

サラダは全てゆでてあります。
すべて食べることができました。

○ おやつ
牛乳:150ml

昼食前にお昼寝をし、昼食時間がいつもよりも2時間も遅くなりました。
夕食を早めるか、おやつを控えめにするかで考え、
いつもよりもおやつの時間を1時間程度、遅くし、牛乳のみとしました。

○ 夕食20160412-3
のり巻きごはん:軟飯90g、のり3g(1枚)
いわしのつみれ汁:いわし20g、ねりしょうが0.2g、里芋10g、ごぼう7g、大根・人参 各5g、ねぎ3g、みそ1g、だし汁
ポテトサラダ:じゃが芋フレーク5g、牛乳15g、きゅうり5g、玉ねぎ10g

いわしのつみれは、いわしを手開きにして、頭、尾、ひれ、内蔵、中骨を取り除き、
フードプロセッサーにかけて作りました。
小骨を含んでいますが、フードプロセッサーで粉々になり、
気にすることなく食べてくれました。
ポテトサラダは、じゃが芋フレークと牛乳をよく混ぜて10分ほどおいた後、
薄く切ってゆでたきゅうりと玉ねぎと混ぜ合わせました。
じゃが芋フレークと牛乳を合わせたばかりのときは水っぽいですが、
時間を置くと水分を吸収してしっかりとします。
水分量はフレークによって異なるため、様子を見ながら調整しましょう。
昼食やおやつの影響を受けることなく、全て食べることができました。
大根と人参はおかわりもしました。

夕食のおかわりではフォークを使いました。
自分ではうまく刺すことはできませんが、
さすことを手伝ってあげると、
すぐに口に運びました。
滑らないので、スプーンよりも口に運びやすそうです。
スプーンだと、ときどき、勢いあまって落としてしまうことがあります。
フォークだとその心配がありません。
フォークはゆでた芋や大根、人参のように
しっかりとした形のものを口に運ぶのに向いています。
むしろ、これらはスプーンですくうよりも簡単にさるため、
一見、「一人で道具を使って食べる」という練習に向いていそうです。

ただ、「心・栄養・食べ方を育む 幼児の食行動と支援」(2013年、大畑秀穂、医師薬出版発行)には、
そのようには書かれておらず、以下のように書いてありました。
「刺す動きでは上肢の直線的な動きが多くなり、スプーンですくう動きのように
曲線的な動きの練習の機会がなくなってしまいます。
また、フォークに刺した食べ物を口唇ではなく
前歯や乳臼歯で取り込んでしまう動きになりやすく、
口唇で取り込む動きが減ってしまうこともあります。
そのため、幼児期にフォークを使う際は、手や腕の使い方、
食べ方に注意をする必要があります。」

なるほど、上肢の曲線的な練習にはフォークは向いていません。
力任せにフォークを振り下ろせば、うまくないにしろ、刺せてしまいます。
それでは、食具の練習とはなりませんね。
また、口唇で取り込まないと、ポロポロこぼれてしまいます。
それが習慣化し、口唇で取り込むという、これまで練習してきたことを忘れてしまうと、
上手な食べ方もどんどんできなくなってしまいます。
今はまだ、刺すことはできませんが、すくうよりも簡単な分、
すぐにできるようになることでしょう。
その際には、フォークだけにならないよう、注意が必要ですね。

動画は、フォークを使用している様子です。
おかわり用にゆでた野菜を食べているため、
器がいつもと異なっています。

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