○ 1回目
きな粉粥:スプーン50さじ(5倍粥80g、きな粉3g)
鮭と野菜の煮物:スプーン36さじ(鮭10g、野菜20g)
ゆで野菜(ブロッコリー・きゅうり):スプーン12さじ(10g)
煮物にはじゃがいも、キャベツ、人参を入れました。
お粥と煮物を半分ぐらい残しました。
○ 2回目
鶏うどん:スプーン100さじ(うどん80g、鶏ひき肉10g、野菜10g、だし汁30g)
ツナとじゃがいもの煮物:スプーン21さじ(ツナ7g、じゃがいも10g)
白菜のおかか和え:スプーン12さじ
うどんには大根、にんじん、玉ねぎを入れました。
「煮込みうどん」からうどん、鶏肉、大根、人参、玉ねぎを取り分けました。
「白菜のおかか和え」は同じものを大人は調味しました。
うどん、煮物を半分ぐらい残しました。
現在、「授乳離乳の支援ガイド」(2007年、厚生労働省)の
「離乳食の進め方の目安」の7・8ヶ月の最大量を目安にしています。
しかし、1つの料理にたんぱく質食品をその量分だけ入れると、
なんだかその食品が多くなり、バランスが悪くなってしまうことがあります。
特に魚や肉はパサパサしてしてしまうことがあるので、
野菜などに比べてはるかに多いと食べづらくなってしまいます。
とろみをつけてその問題を解消することもできますが、
たんぱく質食品を2つにすることでも解決できます。
例えば、今日は、1回目の食事できな粉と鮭、2回目の食事で鶏ひき肉とツナを使いました。
その量は、比率を利用して考えますが、あくまでも「目安」です。
ぴったりとその量にしなければならないということはありません。
そもそも、「魚」の全ての種類が同じたんぱく質量なわけがないのですから・・・。
「魚」にもの様々な種類がありますが、
15gあたりのタンパク質量を見ると、離乳食で使用しそうな魚は
大体3g±10%ぐらいになります。
鶏ささ身、鶏レバー、鶏・豚・牛ひき肉もそのようになります。
黄身1個分もそうですが、全卵だと1/2個がそのぐらいです。
ここで注意しなければならないのが、大豆製品・乳製品です。
「離乳食の進め方の目安」では大雑把にしか書かれていません。
以下に大体の同じたんぱく質量となるような量を示します。
絹ごし豆腐 | 45g |
木綿豆腐 | 36g |
きな粉 | 6g |
納豆 | 13g |
凍り豆腐(高野豆腐) | 4.5g |
だいず水煮 | 18g |
牛乳 | 80g |
ヨーグルト(無糖) | 72g |
チーズ | 12g |
粉チーズ | 6g |
育児用ミルク | 20g |
上手に組み合わせ、量だけの「バランス」ではなく、
見た目や食べやすさの「バランス」も保てると良いですね。
動画は食事を始めるとき、「いただきます」をした後です。
食べムラはありますが、食事をするのがだんだん楽しみになってきたようで、
「早く食べさせて!」と催促されます。