糖尿病は大丈夫?
今、若い世代の人たちに糖尿病になる危険性が迫っています。 将来、5人に一人が糖尿病になる時代が来ると予言する人もいます。糖尿病は、今や、日本の将来を揺るがしかねない大問題になっているのです。 糖尿病はインスリンの作用不足によって代謝障害です。 糖尿病には1型糖尿病と2型糖尿病があります。 1型糖尿病はインスリン依存型糖尿病と呼ばれ、小児期や青年期に発症します。 わが国の糖尿病は大部分が2型糖尿病で、インスリンの分泌はあるけれども、どうもその作用が不十分であり、その結果血糖値が高くなってしまうというタイプの糖尿病です。糖尿病患者の80%が肥満経験があるといわれています。 2型糖尿病の場合、軽傷では自覚症状がありません。だからとても怖いのです。 血糖値が上昇するに従って、次のような症状がでてきます。 ・全身に激しい疲れ ・のどが渇く ・大量の水分をとる ・頻繁におしっこに行きたくなる ・切り傷がなかなか治らない ・目がかすむ ・強い空腹感 ・体重の減少 思い当たる場合は、検査をすることを勧めます。 糖尿病は、尿検査で見つけることができますが、正確には血液検査を受けるといいでしょう。45才を過ぎたら、毎年検査をするといいでしょう。 長期間、血糖値が高い状態が続くと、いろんな症状が現れてきます。 ・高血圧 ・腎不全 ・網膜症 ・足底のしびれ、痛みの感覚の消失 ・心疾患、脳血管障害 もし、血液検査で糖尿病の傾向が見られても、生活習慣を改善すると、すぐに数値は改善されます。糖尿病は治りにくい病気であるといわれていますが、状態を改善することもできる病気なのです。日ごろから、 ・運動を継続する。 ・食べ過ぎない。 ・栄養バランスのいい食事をとる ・規則正しい食生活を行う といった、食生活の基本を守って糖尿病を予防/治療を行い、活力のある生活を手に入れましょう。 |
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