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こどもの健康に対する関心の高まり




こどもの栄養について保育園で様子を見てみると、最近、問題が深刻化しているような気がします。 一見して食事状態が悪いというこどもがどこの保育園にも2割はいます。 全国的に科学的な調査をおこなったわけではありませんが、特に都市部では問題があるようです。

・3歳児なのに朝ご飯を絶対に食べていない。
・午前中の活動ができないでへたりこんでしまう。
・偏食がひどい。
・髪の毛がガサガサ

など、こどもたちの健康にとって、あってはならないようなことが目立ちます。

アメリカの場合はもっと深刻です。こどもの健康は、アメリカの最も優先順位の高い関心事のひとつです。 多くのこどもたちが、こどもの時に必要としているだけの栄養を与えられていないません。 深刻なのは、貧困や家庭崩壊、ストリートキッズの増加です。 ある調査では5人にひとりが次の食事が与えられるかどうかについての不安を抱えて生活しているといいます。

皮肉なことに、日本でもアメリカでも幼児期における肥満は増え続けています。 また、こどもたちの身体運動量は減り続けています。 魅力的なゲーム機や優れたアニメなどの登場で、テレビやコンピュータの前にいることが多くなっています。

日本はこれから生活習慣病についての予防に向けて、専門家の集団が動いていきます。 こどもたちの親、保育士、教育者、医師、健康ケアに関するプロフェッショナルが協力し会い、新しい時代の こどもの健康育成に向けて動かなければなりません。


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