「わんぱくランチ」献立立案・栄養計算・監査資料・発注業務これ一本にすべて1パック!


長生きするためのポイント



 最近の研究では、満腹になるまで食べると、どうも寿命がどんどん 縮まってしまうということがあるんじゃないかということがいわれるようになりました。 DNAの端っこにはテラメアという部分があって、細胞分裂をする度にだんだんテラメア部分が短くなっていきます。 DNAによって、生命が親から子へ伝わっていくしくみの生物はみんなこれです。 問題は、腹一杯食べると、細胞分裂が盛んになるという点です。ネズミでは確認されています。チンパンジーでも 確認されていますから、どうやら人間でも当てはまりそうです。

たらふく食べて早く死ぬか、腹八分目にして長生きするか、あなたはどちらをとりますか?


長生きするポイントとして、6つのポイントを上げてみました。

1 健康的な食生活は、美容にもいいし、気分もよくします。健康的な食生活を計画することにより、 質の高い暮らしがもたらされます。

2 エネルギーは炭水化物から。野菜をたくさん食べ、肉類や脂肪はあまりとりすぎないように気をつけましょう。 乳製品もわすれずに。

3 適正の体重を維持しましょう。肥満は寿命を縮めます。かといってダイエットのしすぎはもっと悪い結果に。

4 日本は食材の宝庫。いろんな食材を自由に選ぶことができます。できるだけ多くの食材を食べ、 偏りを無くすように努めましょう。それは栄養的にも優れたバランスをもたらし、食文化の質を高めてもくれます。

5 腹八分目は現代社会では「黄金のルール」。日本人の成人は平均で2000キロカロリー食べている と言われています。望ましい栄養摂取量は1600キロカロリーと言われていますからちょうど八分目。 一日がオーバーしても大丈夫。逆に、ある日だけ栄養価のものを食べても、突然、「健康食品」を食べても 意味はありません。長い目で見ることを大切にします。

6 個人にあったフィットネスプランをたてましょう。ただし、急な運動は禁物。 流行っているからといって、無理に嫌いなスポーツをしても続きません。

 こんな実験があります。ダイエットの研究で、栄養だけを減らすグループ、 栄養を減らしてスポーツをやるグループ、栄養のことは考えずスポーツだけするグループの3つにわけて、 1年後の様子を調べました。1番目のグループは結果はさんざんでした。 なんと、かえって体重が増えていたのです。 2番目のグループは、最初は成績が良かったのですが長続きしませんでした。 結果的に、3番目のスポーツだけをしているグループが、体重を適正に減らしていました。

 日本は、世界一の長寿国です。でもこれからはひょっとすると、 そんなに寿命が延びないかもしれないといわれています。環境の問題などが影響しているのでしょうか、 いろんな病気が次々に出現しているからです。 さて、あなたはどんな栄養プランとフィットネスプランを立てますか?


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