「わんぱくランチ」献立立案・栄養計算・監査資料・発注業務これ一本にすべて1パック!


水分補給でみずみずしいボディーを

わたしたちの星、地球は水の惑星といわれています。 水の惑星にすむ私たちは水を命のみなもととして生きています。

人間の体は70%以上が水でできています。
食べ物を食べなくても6週間生きることはできますが、 水がなければ1週間生きることは難しくなります。

10%の水分がなくなると、極端に体は衰弱し、20%の水分が失われると生命の危機に直面します。

血液は83%、筋肉は73%、体脂肪は25%が水分です。
骨は水分が少ないと考えがちですが、骨にも22%の水分が含まれています。

体中の細胞にはすべて水分が含まれています。 それぞれの細胞が与えられた役割を果たすために、水は欠かすことができません。

水は体温を一定に保つ働きをします。
体中の細胞に栄養を運び、老廃物を細胞から集めてきます。
体に酸素を運ぶ役割も担っています。

アメリカの栄養学では水も「NUTRITION」(栄養)として扱われています。
日本でも、水は生命力に密接に関連し、生活のいろいろな場面ででてくる重要なアイテムです。

■自分の体のサインに敏感になること

一日にどれだけの水を飲むのがいいのでしょうか。それは、本人が一番よく知っているはずです。
「のどの渇き」を感じたときが飲みどき。
のどが乾いたとき、それは体が水をほしがっている証拠です。 無理にがまんしたり、飲む量を控える必要はありません。

体がほっしている水分量に敏感になることが大切です。 現代社会では、多量の薬剤やお茶、コーヒーなどを 常時とっているので、本来、体が欲している量はどれだけなのかがわからなくなってしまいがちなのです。

カフェインやアルコールには利尿作用があり、せっかく水をとっても水分を失う傾向があります。 日本茶は体にたいしていろいろな効果があり、健康の維持には効果的ですが、 頻繁にお茶やコーヒーを飲みすぎると、せっかく補給した水分がすぐに体からすぐに出ていってしまう ことになります。

体が必要としている量よりもたくさん水を飲んでいるときにはおしっこの色は透明になります。反対に、 水分の量が少ないときには、おしっこの色は濃くなります。

充分に水分をとるようにするにはどうしたらいいでしょうか。

・机の上にティーカップの代わりにミネラルウオーターのボトルをおいておきます。
・ティーブレイクのかわりにウオーターブレークはどうですか?
・ランチの際には汁物がついたものをなるべく選ぶようにしましょう。

激しい運動をしているときには一定の時間の経過とともに、水分を補給しましょう。 だいたい15分に一度は補給する必要があるといわれています。

暑い日はもちろんのこと、寒い日にも水分が思ったよりたくさん体から出ていきます。 また、空調がききすぎている 部屋でも、水分が出ていく量は増えます。

妊娠している人は水分の量をふやす必要があります。

食物繊維がたくさん含まれている食品をとった場合にはよりたくさんの水分が必要になります。

下痢の症状がある人は水分をそれだけたくさんとらなければなりませんが、そういう場合は 医師などに相談するのが懸命です。

尿路結石を経験したことのある人は、水分の補給量の見直しをしてみてください。
尿路結石は腎臓から尿道にいたるおしっこの道に、おしっこの成分が固まって石のようになった結晶が できてしまう病気です。これがなんらかのきっかけで、動き尿路を移動するときに激しい痛みを伴います。
おしっこの成分が一定レベルより濃いときに結晶ができるのですから、十分に水分を補給し、 食べ物を見直せば、尿路結石をかなり防ぐことができます。

もし、のどの渇きが激しかったり、頻繁におしっこに行きたくなるようでしたら、それは糖尿病の サインかもしれません。もし、自分が糖尿病かもしれないと不安になったら、 一度医師に相談するとよいでしょう。

■気になるエコノミークラス症候群

最近問題となっているエコノミークラス症候群。長時間飛行機に乗った後、空港に降りて歩いている途中で、 級に胸が苦しくなり、そのまま死んでしまうという不可解な病気です。

最近、そういう事例が思ったよりもたくさんあることがわかってきました。そのような症状を起こす人は、 エコノミークラスに乗っていた人が多かったので、「エコノミークラス症候群」と名づけられました。

飛行機の中で窮屈な姿勢を強いられていると、 静脈の中で血液が固まることがあります。空港に到着して、席を立つと、いっきに血液の固まりが 深部静脈を流れ出し、肺に入って血栓となってしまい、呼吸困難に陥るという症状を起こすものです。

このような症状は、飛行機だけではなく、長距離トラック、 オフィスでの長時間作業などでも報告されるように なってきています。ひょっとしたら、思ったよりも多いのかもしれません。

エコノミークラス症候群になるのを避けるためには、ときどき立ちあがって血液の動きをスムーズにしたり、 作業中に十分に水分を補給して、血液が固まらないようにします。 太っている人は血管が圧迫を受けやすいのと 血液が、固まりやすい血液になっていることが考えられますので、より注意が必要です。


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