「わんぱくランチ」献立立案・栄養計算・監査資料・発注業務これ一本にすべて1パック!


豆腐の話



今日は豆腐の話です。手作り豆腐は今、健康ブームということもあって、 どのスーパーも力を入れている商品です。
木綿豆腐、絹ごし豆腐、寄せ豆腐、ざる豆腐...
人気を反映して、最近、スーパーでは、いろんな豆腐が並んでいます。
海外でも、Tofuは有名な健康食品で、相当な人気があります。

豆腐は、みそ、しょうゆ、納豆と並んで大豆の加工品の代表格です。

木綿豆腐と絹ごし豆腐は、豆腐を固めるときに使う布の違いと思いがちですが、 実はそうではありません。木綿豆腐と、絹ごし豆腐の違いは含んでいる水分の違いです。 絹ごし豆腐は、含んでいる水分が多く、表面が滑らかな感じです。 一方、木綿豆腐は、水分が少なく、表面がざらざらした感じがします。

豆腐はたんぱく質、資質に富み、カルシウムや鉄を多く含みます。ビタミンB1も多く含んでいます。
また、消化吸収率がよく、バランスがとれた重要な食品です。

豆腐はやわらかいので、お年寄りが嚥下障害になった場合に利用できるのでは ないかと、思われがちですが、実はここに大きな落とし穴があります。
高齢者の特別養護老人ホームなどの現場では、 豆腐が食べられないという場面にしばしば出会います。

高齢者の場合の嚥下障害は、飲み込む力が弱っていることが特徴です。
また、口腔内のいろいろな筋肉を協調させて動かせないため、口から零れ落ちたり、 うまくすりつぶすことができなかったりします。
ですから、豆腐をすりつぶし、のみこみやすくするために、とろみをつけることも大切です。

栄養的にも優れ、みんなが大好きなお豆腐料理。
うまく使って味わいの深い給食にしたいものです。


 | 戻る