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鉄のはなし

毎日の食事の中で「鉄分をとりましょう。」とか「鉄分が不足していますよ。」 なんて言われたことはありませんか。
鉄といえば「くぎ」を思い浮かべてしまうけど、いったい何????

鉄は体内に2から6gしかないけど、なくてはならない栄養素です。
鉄は酸素を運び、また血中の酸素を細胞にとりいれ、各細胞の鉄は酸素の活性化に関係し、 栄養素の燃焼に役立っています。

鉄は体内ではとても変化しやすい物質なので、いつもたんぱく質とくっついた状態になっていて、 食べ物から吸収された鉄を体内の必要な所へ運んだり、 持ち出したります。つまり鉄は、たんぱく質のトラックで、 必要なとき、必要な場所へ運ばれ利用されています。

鉄を多く含む食品の代表は、ほうれん草、切干大根、鶏の肝臓、うなぎ等ですが、 問題なのは体への吸収の良し悪しと主に含まれる栄養素です。

野菜に含まれる鉄に比べて、肉や魚に含まれる鉄の方が吸収率がよく、体にとっては利用しやすいのですが、 だからといって、高たんぱく質・高脂質の肉や魚ばかりを食べることは、 健康な生活をおくるためにはいいことではありません。

大切なことは、何でもバランスよく食べることです。
そうすれば、鉄も必要なだけとれるのです。

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