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こどものための料理教室

2001年3月25日、株式会社アドムの管理栄養士が企画、指導にあたり、「こどものための料理教室」が主宰された。参加者は約30人。

調理の実習に先立ち、ベジタブルファイブを使ったエプロンショーを行った。 演じられたのは、ダイエットでからだの調子を崩していた女の子がベジタブルファイブの力を借りてウィッチをやっつけ、復活する というストーリ。単純だが、無理なダイエットや間違った食の知識の危険性を訴える内容となっている。 クイズコーナーでは小学校の高学年の子も積極的に答える姿が見られた。 (配布された資料の一部: Acrobat PDF形式)

調理実習のテーマは「キッズインザキッチン! 韓国料理に挑戦」。

とりあげた料理は、韓国料理の定番ビビンバに、わかめスープ、デザートには豆腐だんごのミルクしるこ。 できるだけこどもたちだけで料理がつくれるように、レシピも工夫している。 また、味付けもこどもたちの味覚に合わせてある。

はじめに、小学校6年生の女の子がみんなの前で講師のアドバイスを受けながら手際よく料理をつくり、 次に、参加者が各自の調理台を使って料理を作っていった。最初はおそるおそるだったこどもたちも、慣れるにしたがって、 自信をもった手つきで食材の菜花やわかめに包丁を入れていた。

今回、最初に児童がモデルとなって料理手順が提示されたためか、こどもたちが実際に手を動かして 料理づくりをする場面が多く見うけられた。料理時間は約1時間と、 通常の親子料理教室よりもかかり気味であったが、その分、こどもたちが主体的に動いていたようである。

父親どうしで「なかなか手つきがいいですね」と声を掛け合って励ましあう場面も。 いよいよできあがった料理を昼食を兼ねて試食。おもわず「おいしい!」の歓声が上がった。 個食や孤食が問題となっている昨今、料理をとおしたコミュニケーションの経験が希薄になりやすい。 レジャーを兼ねての講習会で、楽しく食べ物を共同作業で作り上げていくことの意義は大きい。

こどもの盛り付けでできあがった料理

以下に講習会で配布された、レシピを掲載します。(Acrobat PDF形式)


ビビンバ

わかめスープ・豆腐団子のミルクしるこ



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