「わんぱくランチ」献立立案・栄養計算・監査資料・発注業務これ一本にすべて1パック!

 

離乳食中期(2回食)

離乳食を始めて2か月程たち、どろどろ、べたべた状の離乳食を、唇をしっかり閉じて飲み込めるようになりました。
お粥以外に野菜、魚、豆腐なども食べられるようになりました。
ここでステップアップをして2回食をスタートします。1食は保育園で、もう1食は家庭で食べることになります。
必要な栄養をとることが目的であるとともに、赤ちゃんにとって、楽しい食事になるように、 保育園と家庭とが協力して、赤ちゃんの2回食を軌道にのせていきましょう。

つぶし料理

2回食のスタート時はべたべた状にした離乳食から始めます。野菜はみじん切りにするとかえって火の通りが悪いので、 大きめに切ってゆでた後つぶします。だんだんつぶし方を荒くしていきます。

舌でつぶせる軟らかさに このころの赤ちゃんは、舌を上下に動かせるようになってきます。
赤ちゃんが舌を上あごに押し付けるだけでつぶせる状態に調理します。つるんと口の中に入り、 つぶせる固さ、豆腐やプリンを目安にしましょう。

もぐもぐ上手にするコツ

きちんと噛む練習をさせるには、楽に食べられるやわらかメニューと、がんばって食べる固めのメニューを 組み合わせるのがコツ。これを交互に食べさせれば、自然にもぐもぐ上手になります。
(いつもの固さのお粥といつもより粗つぶしの煮野菜等)

栄養バランスを考えて

使える食品の種類が増えるので、家族の食事から味をつける前の料理を取り分けて、 いろいろな食品を使った料理が理想的です。「取り分ける食材が無い。」という家庭は、 子どもの離乳食を機会に家庭の食事を見直す必要があります。お父さん、お母さんの健康のためにも、 離乳食を楽に進めるためにも、家庭の夕食を和食中心の献立に変えてみましょう。

食べる量の目安は

食べる量には個人差があり、また日によって食欲にムラがある子もいます。「食べたがる量が必要な量」と 気軽な気持ちで考えましょう。

離乳食タイムは授乳期にあてて

5回の授乳のうち、いずれかの授乳時間を離乳食タイムにあてます。保育園では赤ちゃんのペースに合わせて、 10時から11時ころ食べさせます。仕事を持つお母さんなら2回目は家族の夕食時に合わせるとよいでしょう。 離乳食タイムが決まったら、毎日その時間帯に食べさせることが大切です。

母乳やミルクは好きなだけ

初期と同様離乳食の後のミルクは飲みたいだけ飲ませてください。この時期は母乳やミルクで1日の 栄養量の半分をとります。離乳食をよく食べた後は母乳、ミルクを全く欲しがらない日もありますが、 無理強いする必要はありません。

具合が悪いとき

この頃になると、お母さんにもらった免疫が減って、病気にかかることもあります。 そんな時は、病院に受診し、医師の指示に従いながら、離乳食を中断したり、初期にもどしたりしましょう。 離乳食は赤ちゃんのペースでゆっくり、あせらず進めることが一番大切です。

家庭で赤ちゃんの観察を

初期と同様、便の回数、性状、皮膚の状態などに気をつけて観察して下さい。離乳食中期になると保育園でも、 家庭でもたくさんの食品を食べるのでアレルギー反応が起こる赤ちゃんも少なくありません。


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