「わんぱくランチ」献立立案・栄養計算・監査資料・発注業務これ一本にすべて1パック!

 

離乳食の準備をはじめましょう

お母さんの愛情をいっぱい受け、すくすく成長していく赤ちゃん。もうすぐ生後5カ月になります。
赤ちゃんの栄養は生後5カ月ころまでは母乳やミルクだけで充分です。授乳時に赤ちゃんは飲みたいだけ飲んできました。

しかし、それ以降になると赤ちゃんの発育に必要な栄養分―たんぱく質、鉄分などは 母乳やミルクだけでは摂取できなくなってきます。そこで離乳食のスタートです。 とはいっても、おっぱいとミルクの味しか知らない赤ちゃんにとって他の食べ物は反射的に異物としてしまいます。 赤ちゃんがびっくりして嫌がらないように、少し家庭でお母さんと一緒に練習しておきましょう。


味慣らし、スプーン慣らし

赤ちゃんがびっくりして嫌がらないうように、まずはおっぱいと同じ液体で、違う味があることを知らせます。 麦茶や果汁、野菜スープをお風呂上り等、のどが渇いているときにスプーンであげてみましょう。案外スムーズに飲んでくれます。

最初は一さじから始めて、無理をせず赤ちゃんが飲むなら与えるくらいの気持ちで始めてみましょう。 あくまでも準備なので、毎日同じ時間にという必要はありません。気楽に進めましょう。 保育園で離乳食が始まる前に1.2回でも構いませんので、試してみましょう。 毎日繰り返し同じものはいけません

食欲のある赤ちゃんは「もっとちょうだい!!」と泣いて欲しがることがあります。 おかあさんも赤ちゃんの成長をうれしく思い、ついつい欲しがるままにあげたくなりますが、 ちょっと待ってください。消化吸収機能が未発達な赤ちゃんに同じ果物を与え続けると、 果汁アレルギーになったり、下痢をおこしたりすることがあります。まだ準備期間です。 ゆっくり進めましょう。また、アレルギーを防ぐためにも他の固形の食品は絶対にあげないようにしましょう。


おすすめメニュー

●旬の果物の果汁
絞る、つぶす等したものをこして、液体にする。これを湯冷まし(水を沸騰させたものを冷ましたもの)で倍以上に薄める。

●野菜スープ
あくが少ない野菜2〜3種を切り、たっぷりのお湯でゆっくり煮て、こして冷ます。(大人の汁と一緒につくれる。)
*味はつけない。


こんな飲み物はダメ

市販の100%果汁は、糖分が多く含まれる他、香料等の食品添加物が含まれています。 ウーロン茶は甘くないため飲ませてしまいがちですが、カフェインが多いので、赤ちゃんには不向きです。 お茶は麦茶にして、湯冷ましで倍に薄めましょう。
ミネラルウォーターはミネラルを多く含むものもあり、下痢することもあるので注意しましょう。

アレルギーの心配はありませんか

体や顔に湿疹が常にあったり、呼吸をするときにヒューヒューと音がしたり等アレルギー症状はありませんか。

アレルギー症状は離乳食によって悪化する可能性があるので、まず医師の診察を受けましょう。 検査をすることによって原因をつきとめ、食事療法などで月齢が低いうちに治療すれば、 早い時期に完治することもあります。 アレルギー症状がある場合は、離乳食の準備を遅らせ、まず受診をしましょう。


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